REPORT

愛する日本のジュエリービジネスへ

jewelrist創刊25周年記念

昭和を代表して私が MAN COMPANY OFJEWELRY BUSINESS に選んだのは、株式会社三貴(以下、三貴)の創業者木村和巨氏である。1965年に26歳でジュエリーの零細卸売り業を創業。創業から4年後の1969年、大井町のイトーヨーカ堂に同社初の直営小売店舗をテナントとして出店。深夜の大量のテレビCMで高い知名度を誇った「カメリアダイヤモンド」を武器に、「銀座ジュエリーマキ」「銀座じゅわいよ・くちゅーるマキ」をはじめとする宝飾小売店、そして婦人服・子供服小売店を、当時としては革新的といわれた SC(ショッピングセンター)を中心に多店舗展開。ピーク時には宝飾店舗だけで780店を展開し、グループ売上げで約2700億円(OFFICE K推計)を誇る、世界トップクラスのジュエリー&ファッション小売業を築いた。3兆円を誇った日本のジュエリー・ファッション小売業の隆盛期の構築に大きく貢献した。

矢野経済研究所在籍中に、当時の木村社長に何度もお会いする機会があったが、その類稀な強力なリーダーシップに驚きを感じたことを今でも鮮明に記憶している。

メインバンクの北海道拓殖銀行の破綻、上場に向け起用した証券幹事会社である山一證券の廃業などで業績が急速に悪化。2度の民亊再生を行い経営権は引き継がれている。今回の執筆にあたり、当時の関係者を通じてインタビューのお願いを申し上げたが、叶わなかったのが残念でならない。

以下に、三貴を評価した特筆すべきポイントをまとめた。

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